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サクランボの花

26 03, 2012 Tag,ヒヨドリ,ツグミ,シジュウカラ,コゲラ,カワラヒワ

yaさんのベンチヒヨドリツグミシジュウカラコゲラカワラヒワ

もう三月も終わりになるというのに、なかなか暖かくなりません。それでも、植えておいたサクランボに花が咲きました。鳥の写真はチャンスに恵まれません、ひよどりだけが最近のものであとは去年のものでお茶をにごしました。

震災以降今までの前提が吹き飛び、メディアのこと政府の対応、等等・・目を白黒させているうち瞬く間に一年が過ぎ去りました。この頃、気になるのは責任のある人々のみならず、われわれ一般人も相当おかしな事になっていると思えてくることです。
上杉隆というジャーナリストをめぐって同業者から評論家などいわゆる知識人、一般人も巻き込みバッシング合戦がネット上で散見されます。今、日本の行く末をも左右しかねない状況のなか他人の揚げ足取りにいそしむ方々がこんなに広範にいたのかと、ちよっと凹みます。
ネット上でも同じ様な事を感じた方がいて、息子さんが出鱈目英語で歌ったクイーン歌まね映像をアップしたところ英語圏の人々から好意的なコメントがきたのだが、韓国の子供が J ポップの歌を日本語でアップしたら日本人から猛烈なバッシングにあうのを見て複雑な心境だったという体験談を記事にしていました。

何か日本人全体が自分の表面上の立ち位置に固執し今起きている事態から目をそむけようとしている様にみえます。皆がごく普通に子供が真っ直ぐに物事を見る様にできないものかと思う今日このごろでした。

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一年たって再び「殺すな」 見えない壁のなかの緩慢な虐殺

11 03, 2012 Tag,福島第一原発,東日本大震災,内部被爆,子供

あれから一年が過ぎます。政府やメディア、政治家、役人、科学者、医者など国の重要な立場にある人々の不作為が目立ちました。時が経つにつれ、司司の人々のみならず我々一般人にもそうした劣化は大きく広がっている様に見えた。しかもそれは震災と原発事故による昨年だけの特殊な現象ではなく、震災が切っ掛けとなりもともとの日本人の姿がむきだしにされた。そう考えると事態は想像以上に深刻で自分が見ていた世界は張りぼてだった事になる。まさに幻世。警察官は悪い人をつかまえる、裁判官は公正な判断をする、医者は患者に正しい治療をしてくれる。こうした合意があって世の中は回っていたのですがこの前提はもう有効でない。これからは極端な事を言えば医者にかかる時、まともかどうか自分で確かめなくてはいけないのが実態かもしれない。

もし、中国が原発事故をおこし、放射能拡散予測を政府が隠し、人々に知らせず、世界各国が自国民を80キロ圏外へ退避させるなか、子供や女性を高線量の土地に一年以上縛り付け逃がさない、食べ物の基準も突然甘い基準を採用し瓦礫も全国に拡散、事故の原因も解明されないうちに原発の再稼働や輸出を口にする。そんな対応をすれば、日本のメディアも人々も猛烈に叩きまくっただろう。でも残念ながらこれは日本で起きている事です。しかし、それに対して非難の声がわき上がるどころか、一年たっても大部分の人は放射能の事でさえ、ほとんど学習していない。昨年の出来事は私たち存在のあり方に深い問いかけを突きつけている。その問いから誰も逃れる事はできないが一年過ぎてそれを正面から見る事ができない。原発推進派も反対派も私も含めそのポジションに安住し思考停止だ。全ての人がどこかもう普通じゃない。

つい数十年前、自分が子供の頃の日本は外国から見れば「チビで眼鏡をかけ、出っ歯で首からカメラをぶら下げた劣等民族の姿として」侮蔑のこもった漫画が象徴的だった。ラジオやバイクが少しずつ世界に認められる様になり、子供の目にも「メイドインジャパン」に少し誇りを感ずる様になっていったのを覚えています。

つい数十年前の日本の姿を忘れ、事故の対応をできないまま、日本はすばらしいとか日本の繊細な食文化をこれから世界に発信するんだとか、これだけ異常な事態に国内では事実を正面から見つめようとせず、一番肝心な事に目をつぶり、周辺の関係ない事ばかりやっている。子供や若い女性を助けなくて脱原発も除染も復興もすべてが無意味だろう。「殺すな!」

数年後、日本の伝統、芸術、科学、宗教、哲学、医学、技術どんな分野であろうと世界に向けていくら「すばらしいでしょう」とアピールしても「ああ、でも、あなたたちは子供と弱い立場の女性を助けなかったんですよね」と言われて終わりです。失った信用を取り戻すのは当分難しいだろう。日本は停滞から衰退へ予想より早く向かうのは避けられない気がします。「子供と女性を助けなかった国」というレッテルを貼られたまま、まがりなりにもまともな国と我々自身も認識できる様になるのか、世界からもそう見られる様な日が来るのか考えると重い気分にならざるをえない。

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N さんのベンチ ○ 基本技術と直線主体のデザインでも味が出る

09 03, 2012 Tag,木工教室,木製ベンチ

定年退職されて教室に通う様になったNさん、基本のスツールを作り終えて一年かけて基本を思い返しながらコツコツつくりあげました。図面の書き方が解らないと仰っていましたが気が付けば三面図から部品図まで書き上げていました。
こちらからサジェスチョンしたのは背の部材の幅にリズムをつける事でした。直線が主体のデザインでも部材の比率の選び方で完成度が変わってきます。ご家族の評判も上々の様で、今は奥様のリクェストで箱物の案を練っていらっしゃいます。
NさんのベンチNさんのベンチNさんのベンチ

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雀をスズメとわからなかった

05 03, 2012 Tag,野鳥撮影,スズメ,オオジュリン

気がつけば3月、桜も咲きだした。毎年思うが確定申告が面倒でしかたない。今年は1日に磐田で済ませてきました。昼少し前に無事終了したので、そのまま大池まで足を伸ばしてみたがめぼしい収穫はありませんでした。
撮影した鳥、家で調べるまでスズメだとは頭の片隅にもありませんでした。色々鳥を見る様にになりましたがスズメさえ解らなくなっていたのかとちょっとショック。
すずめすずめオオジュリンオオジュリンオオジュリンオオジュリン

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梅が咲いた

02 03, 2012 Tag,野鳥撮影,エナガ,ホオジロ,

雨がよく降ります、でも暖かさも少しずつ感ずる様になってきました。近所では梅が咲きだしました。
なかなか上手に撮れなかったエナガ、偶然、窓のすぐ近くまでやって来てくれました。なかなか愛嬌のある表情をしているエナガ、嘴が妙に小さく、鳥というより犬ネコのぬいぐるみの様に見えるから不思議です。
梅梅梅梅梅エナガエナガホオジロモズ

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