耳付きテーブルのお話
先日納品したテーブルと椅子です。お子さんが生まれたばかりの若いご夫婦からの注文です。木の表情を活かしたテーブルをというご希望でしたので久々の耳付きのテーブルとなりました。最近は二枚接ぎでテーブルを作れる様な材料の入手はますます困難になっていて苦労するところです。たまたまテーブル用にとストックしておいた材を使いましたが同一材をブックマッチとはいきませんでした。耳付きテーブルは単に皮を見せて接ぎ合せ長さをぶった切って終わりでは大概の場合無惨な出来上がりとなってしまいます。そこが耳付きテーブルの怖いところ。自然の風景の写真を撮っても構図やアングルが悪ければ美しいものとはなりません。テーブル全体の形や動きムーブメント等をよく考慮しなければなりません。ある意味アドリブ的なデザイン力が必要とされます。
季節もようやく秋めいてきましたが、日中の日差しはまだ例年よりきつく感じますが気のせいでしょか?
『先日、信州で蕎麦の写真を撮ってきました」と言いたいところですが実は地元袋井でも蕎麦を作っていたのを発見しました。






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